babasky's blog

ばばあの空

妬まれても困る

私は正社員の身である。
薄給ではあるが、給料は毎月出て、ボーナスもある。
結婚して子供が居る。

恵まれていると思う。
しかしながら、この私の状況は決して必死になって手に入れたものではない。
流れるままに生きてきてこうなったのだ。
要領はいいだろうか?
そんなことは自分で考えたこともない。

時代に従って人の生き方、働き方も昔と随分と変わった。
パートや契約社員の人も増えてきて、仕事内容は私と変わらないのに、お給料が少ない人もいる。
気の毒とは思う。


でもどうしようもない。
彼または彼女たちに私のお給料の一部をわけてあげることもできず、かといって制度上、私の責任を重くすることもできない。

そんな彼らに正社員であること、仕事を辞めても旦那の稼ぎがあることで嫌みや僻みを言われるのが私はたまらなく不快なのだ。セクハラされるよりも不愉快なのだ、

仲良くしていても、そんな態度をや発言をされると、私は心を閉ざしてしまう。

何故これほどまでに不快なのか考えてみた。

私も
不労所得のある人や、旦那さんがとてつもなく大金持ちの人に
「働かなくても不動産があるのっていいわね。」などと言い、
言われた相手はどう思うだろう?
「この人卑しいな。」とか、「下品だ」と思い、私を避けるだろう。
ちなみに、私はそのような人を羨ましいとは思えども、妬んだり、嫌みを当人に言ったことはない。
人は人、自分は自分なのだ。
それに気付くまで、妬み嫉みを私にぶつける人に対して不快に思う自分の心の狭さに自己嫌悪一杯だったが、明らかに相手が品がないのだ。
言ってはならないのだ。相手の財布を覗きこんであれこれ言うことに等しい行為なのだ。

不思議なことに、そういうことを言わない人が正社員に抜擢されたり、転職がうまく行っている。

恵まれているからそんな傲慢なことが言えるのだと思う人がいたら、いちど見てみたらよいのだ。
他人を妬む自分の顔を。