自分らしさとは
今の職場では電話応対と仕事の件以外ほとんど話をしません。
私だけではなく同僚もそんな人たちばかり。
なんと快適なことか。
子どもの頃から「授業中は余計なことをしゃべるな」まあこれは仕方ないとしても…「休み時間は友達と活発に明るく過ごす」ことを強要され
親も「華やかで(賢い)友達がたくさんいて快活で頭のいいリカちゃん人形みたいな娘」を所望する。
いや…あなたたちの娘である時点で無理。あなたたちもリカちゃんのパパママみたいになってよ。ステテコではなくガウンとか着てさ…
就職活動のときも面接で「現場事務所とか工場勤務でもいいですか？」ときかれ「経理苦手なんで経理でなければどこでもいいす」と答えて、工場の事務所勤務に決まっていたらしい…だのに、何故…
父親の知り合い(会ったこともない偉いおっさん)が会社にいて、「工場なんかよりも」と横槍を入れて大阪のオフィスビル勤務にしてもうた。
人事のプロが「海の幸さんは工場が向いてそうだ」と見立ててくれたのにいらぬことを。
私の代わりに工場へ配属された子はスタイルがよくキレイで華やかな子だった。ごめんよ。幸せになっていてほしい。
キレイなオフィスビルと帰りにうめだ阪急へ寄り道できる環境なのはいいのだが、そういう職場にいる人たちは皆小学校の先生や親みたいな思想なのだ。
「華やかで社交的で女子会が好きで昼休みは同僚と会議室か近くのオサレな店でランチ」至上主義なのだ。
最近ではいただきますの前に写真を撮る儀式も加わる。
おまけに一等地で働いているという見栄はりだったり。
結局合わない職場で30年、体を壊したり、最近またあぶねえ感じになってきてやっと本来の配属先に近いところへ来たぜ。
「いらんこと話さず黙々とまじめにいる」のがいちばんだよ。
華やかさや社交性はいらん。
人に避けられない見た目と筋道たてた話上手(これはあったほうがいい)なら困ることはない。
毎日がお祭りな環境はいらない。
座席で一人弁当を食べるか社食で現場ランチ(カロリー低めの健康ランチもあり)を食べるか、帰りにうめだ阪急はないが例の鬼の漫画みたいな夜空と月を見てワクワクするほうが精神衛生上非常によいのだ。私にとっては。
一ヶ月
職場が変わって一ヶ月。
快適なんだわ。
お昼に座席で一人でお弁当食べるのが最高です。
食後はスマホみたり本読んだり音楽きいたり。
敷地がわりと広いのでウォーキングもどきをしたり。
話かける人も当たり障りのない会話。
前の職場が昼休み噂と悪口ばかりで本当にうんざりだったのだ。
よく「悪口には同意しないようにしましょう」ってあるでしょ。
あんなのあてになりません。
その場にいただけで同意よ。
「海の幸さんも見たでしょあれ」とか言われると「はあ…」としかいいようがないし、「許せないよね！」「うう」でも同意。「私はどうでもいいけど」というとそこからまた別の人に悪口言われる。
今の職場で仮に同僚の女性がフロア中の男性とできていて「許せないよね！」という人が登場しても「はあ、仕事が順調ならどうでもいいす」といいます。
フロア中の男性とできていてプライベートは問題あるがおとなしい人よりプライベートは問題ないがそういうことで大騒ぎする人のほうが会社をまきこんで派閥を作ったりして迷惑なんで。
新しい職場
新しい職場にきてもうすぐ1ヶ月。
通勤時間が遠いのが少し難点ですが快適です。
仕事は暇ですが暇なのを非難する人もいない。
だいたい暇なのはその人の責任ではない。上司の責任です。
ただし他人に仕事をおしつけて暇を利用しているのはダメ。ちゃんと上司に暇ですって言っていたらOK。
前職の噂も入ってくるけどあいかわらずしょうもない。
昔、年とっていて異常なほどクールな人がいて、話すと結構人なつこくて親切だからなんだろう？二重人格かな？とか思っていたけど人のよさを利用されて人間関係で苦労したのかな。それでガードが固かったのかも、と今になって思います。
フレネミー
フレネミー…「友人のふりして足を引っ張る人」
私に腐れ縁みたいにいました。
本人は意識しているのかしていないのか。
よくわかりません。
他愛のない話をしてご飯を食べたり芸能人の話をしている分にはいいのです。
悩み事を打ち明けたり、こちらが得というかいい目にあったらなんとも嫌ーな態度をとられる。
おまけに利用できたら何でもする。
かといってはっきり拒否して怒らせたらもっと足をひっぱるし。
人を駒のようにしか思っていないのでこちらもそのつもりで用心していました。
この度、職場が替わり、自分の影響が及ばない、利用価値がない、なんだか楽しそうな私の様子を見て、遠回しに縁切りされました。
「忙しいから当分メールできません」的な。
バレバレですが、後味の悪いケンカ別れのような縁の切りかたでなくてよかったです。まだそれだけましな人だったのかな。自分が悪者になりたくない人だから。
もう知り合いのうちの一人でいいです。
驚き
なんといっても今週びっくりしたのがこれ。
わたくしの推しバンドについて語りますどころじゃなくなってきたわよ。
遠野さんの印象は「米津玄師ヘア」「顔がマスクと髪型でよくわかんない」しかありませんでした。
名前も違うし顔もあまり似てないし、まさか親子とは。
芥川賞作品は数年前までは親が文藝春秋愛読しているので譲ってもらって読んでいたけど最近もらわないので新刊買います。
憶測で言うのは避けたいけど、櫻井さんと前の奥さんとこの息子さんとはほとんど同居はしていないでしょう。家族としての体をなしていなかったかもしれません。
息子さんはその後どうされているのか気になってはいましたけど一般人だし、幸せになってたらいいのだけれどとは思っていました。
しかし櫻井さんもなかなかやるなあ。
変なゴシップ雑誌に隠し子的にスクープされるのではなく、息子が世話になった出版社にきちんとお返しみたいなかたちで発表したんだからやりかたが賢い。
スキャンダルと表裏一体な存在のデリケートな親子関係だから失敗すると「父親と産まれてから会っていない」とか「少年の頃は荒れていた」とかいう方向にいきがち。普通に家庭を持っても発表の仕方が悪いと人気が急速に落ちていく人もいる中…
櫻井さん嬉しそうだね。自慢の息子です、という顔してるやん。
息子さんがちょっと照れくさそうなのもいいね。
